オンライン英会話の先生との別れ フィリピン人はすぐやめる?
前回からの続き。
大好きなS先生からその日のレッスン最後に突然Kimini英会話 をやめることを知らされてショックを受けた私。
こんなショック、すごく可愛がっていた我が家のネコが死んだ時以来、2年ぶり。
ネコが死んだ次に先生が辞めることがショックとは、我ながらなんと平和な暮らしをしているのかと今から思えば可笑しくなるけど・・・
オンライン英会話をされている方ならこんな経験をされている方もいらっしゃるのでは?
この気持ち、少しは理解していただけるのではないでしょうか。
やはりレッスンと言えど、何回もオンライン上で会っているうちに親しくもなり情もわいてきます。
でも、そんな先生と突然もう会えなくなる。
オンラインレッスンだけのつながり、そして遠い違う国の人という現実を改めて認識するのです・・・
自分でも驚くほど悲しい状態だったので「こんなことでこれからのレッスンはどうすんだ。アタシ」
冷静になりたいと思いました。
そして前々から気になっていた疑問がより一層強くなりました。
「あのA先生がやめている。」
「B先生もやめたの?」
「新しい先生がたくさん入ったなあ」
どんな理由でやめるの?
先生の入れ替わりが激しい。
日本の塾やお稽古事のレッスンだったら考えられない状態です。
他の職業でもよほどのブラック企業でない限り日本では考えられません。
これはどういうことなのか?
気になってネットで検索してみました。
ありました。ありました。
他のオンライン英会話スクールの方が同じようにさみしいと書いているブログもありました。
そしてフィリピンでオンライン英会話のスクールで働いていた日本人の方のブログが一番その辺のことを詳しく書かれていました。
‟フィリピン人は仕事をすぐに辞める”
その他、フィリピン人との仕事の大変さを赤裸々に語られていました。
「そうやった・・・フィリピン人って大変やねん・・・」
私は日本語を教えるボランティアを約20年続けていますが、フィリピン人って明るくフレンドリーと思わせてめんどくさいところがあるんです。
お付き合いの大変さや彼らの気質をすっかりと忘れていました。
悪口に聞こえたら申し訳ないですが、これは私の体験から私の考えとして書かせていただきます。
私、悲しいモードから一気に現実の世界に戻りました。
「先生が辞めるくらいでイチイチこんなに悲しんでたら、一体あと何回、何十回悲しまなアカンねん!!」
「彼らは案外か~るく仕事をやめよる!この軽い気持ちと私の重い気持ちでは割に合わん!」
「出会いと別れ、あぁ人生・・・」
色々とフィリピン人の仕事事情を知り、もうちょっと私もクールになりたいと思いました。
こう思う事で、寂しい気持ちをふり払いたかったのです。
先生には先生の人生がありますもんね・・・
次の日の最後のレッスン、どうして辞めるのか聞きたい気持ちがなかった訳ではありませんが、あえてそこには触れず、先生にレッスンが楽しかったこと、今はとてもお別れするのがさみしい事、感謝の気持ち、そしてこれからの健康と幸せを願っている事をお伝えしました。
先生は私にと、日本語でX JAPANのForever Loveと韓国語の歌を歌ってくれました。
日本人はこういう事しないから感動、そしておばさん照れる。
それとイ・ミンホがいっぱい載っているサイトのURLをプレゼントしてくれました(笑)
もちろんお別れは寂しくてつらかったですが、英語の勉強を続けいくために、もっとたくさんのお気に入りの先生を見つけようと思いました。
ちなみに半年でお気に入りの先生は6人になりました。
私は1ヵ月目に毎日違う先生に習ったので30人の先生にお世話になりましたが、半年が過ぎこの30人の先生は一体何人残っているのだろうか。
先ほど数えてみました(怖いことするねぇ・・・)
30人中21人の先生が現在も教えていらっしゃいました。
半年で3分の2。
思ったより多かった。
2・3年同じ職場で働いていたら勤務期間が長いとされるフィリピン。
う~ん、頑張って!Kimini のティーチャー!
でも、日本人のスタッフはもっと大変だろうなぁと思います。
日本ならこんな事ありえないから。
頑張れ!海外で働く日本人!
後日、私が日本語を教えているフィリピン人のKさんに、仲良しの英語の先生が辞めて悲しかった話をし、フィリピン人は本当にそんなに職を変えるのか尋ねてみました。
Kさん曰く「フィリピン人は真面目じゃないから!フィリピンはダメですねぇ~」
日本大好きで、ずーっと日本で暮らしたい彼女。
「いやいや、レッスンはとっても真面目だったよ。みんないい先生ばっかりだし。」とフォローしまくりのワタシ。
2か月目、最後の出来事でした。
グッタリ・・・
では、また。
See you!!