ギザギザハート
Kimini英会話 のレッスンを受け始めて6ヶ月目、昨年10月ごろのお話。
私はオンライン英会話のレッスンを始めて2ヶ月目が終わる頃、仲が良かったお気に入りの先生が辞めてしまいショックを受けたことから、一人の先生に決めてしまわず何人かのお気に入り先生をランダムに受けています。
そのおかげで先日お気に入りの先生が一人お辞めになっていることに気が付きましたがあまりショックを受けずに済みました。
さみしいけどね・・・
私の性格もあるでしょうが私の世界がせまいのでこういった事にもショックを受けてしまうんだろうなぁ。
でもオンライン英会話を始めたおかげで私の世界が少し広がってきたのは確かです。
話がそれてしまいましたがお気に入りの先生のひとり、J(仮名イニシャル)先生は習い始めた頃からのお世話になっている男の先生。
この先生はザ・フィリピーノと言っていいくらい明るく陽気な東南アジアの人そのもの。
私には週一ではちょっとアクが強い感じが・・・
何せいつもハイテンションなので私が「今日は楽しくレッスンしよう!ヒャッホイ!」くらいの気持ちがないと、あの若者のテンションについていけない・・・
さて、昨年10月の話。
画面に映るのはいつもの明るい笑顔のJ先生。
「ハーイ、オハギさん。元気?」
「元気です。先生は元気ですか?」
笑顔のまま無言。
な・なに?
画面上のボードに何やらギザギザを書いてる。
完成したのは半分のギザギザハート。
「いや~オハギさん、失恋しちゃいましたぁ~」
みたいなことをゴッツイ笑顔で言っている。
ヒョエ~、そんなこと言われても何て言ったらいいのか。
日本語でも言葉を選ばなければならないシーンなのに、ましてや英語でなんて言えばいいのやら。
「お気の毒に・・・でも、あなたは若くてかっこいいから大丈夫。」
ガビーン。
こんな時に「お気の毒」って言っていいのか分からんけど慰めの英語はこれしか知らん・・・
しかし先生も笑って「そうさ、すぐにいい人を見つけるさ!」
みたいなことを言ってレッスンに入りました。
が、10分後、いきなり。
「オハギさん、S先生、知ってる?」
「はい、知っています。私のお気に入りの先生でした。」
「先週S先生に会いました。」
「へぇ、そうなんですか」
「僕たちはトモダチです」
それ、前に聞いたなぁ。
彼女の名前をボードに書く先生。
って、
「エ~~~~~~~ッ」
「そうです。告白しました。でも彼女はトモダチだと言いました。」
「エ”、エ”、エ”~~~」
動揺が隠せないワタシ。
なぜなら私、彼女が辞める時Facebookのアドレスを教えてもらい彼女のFacebookのぞいたことあるんです。
(私はFacebook持ってなくてやり取りはしていません。なんとなくしない方がいいような気がして。)
そのFacebookの最初に出てくる画像のところに男女の幸せそうなうしろ姿のシルエットの画像がのっていたんですよね。
先生お幸せそうで良かった、とその時思っていたんですが・・・
その幸せの裏にかわいそうな人がここにいたとは。
ちなみにS先生とはこの時の先生。
ohagi-2018.hatenablog.jp
でもアンタ知らんかったんかぁ。
私、その幸せそうな写真ずいぶん前に見たでぇ。
いや、知っているけど告白したのだろうか?
ヒョエ~
気がつかんかったわ。
そう言えば何度かレッスン中にS先生の名前が出てきてたなぁ・・・
私、そんな愛だの恋だのの世界からまったく圏外のところにいるからスゴイうとくて分からんかったわ・・・
ごめんよ~
「あなたはまだ若いです。
あなたはとてもいい人です。
あなたはやさしいし、かしこいし、ハンサムです。
kimini英会話にはいっぱいきれいな女の先生がいます。
次、新しい女の人、Go!Go!Go!」
知っている言葉はこれくらいしかないけど、なんとか励ましたい。
「オハギさん、A先生はどう?」
「え、A先生?いい先生です。とてもやさしいです。私は好きです。」
「じゃあ、B先生はどうですか?」
「B先生もいい先生です。彼女はとても楽しいしレッスンは楽しいです。」
「じゃあ、D先生は?」
アンタ・・・
私のレッスン履歴をみて言っているのだろう。
でも、C先生は聞かんかったな!
顔で選ぶな!
まぁ、よしよし、その調子や~
こんな時でもいつもと変わらず笑顔でレッスンをしている若者をみて、人生、頑張って欲しいなぁと思いました。
なんか気の利いたことを英語で言ってあげたかったけど、なんともお粗末な英語しか話せなかった自分がもどかしい。
しかし、この底抜けに明るい失恋男を見ていると・・・
ちょっとホンマに悪いけど、
いや~ん、なんか甘酸っぱいわ~
若いっていいねぇ~
アンタのその後、スッゴイ興味ある~
では、また。
See you!!